先日、学会に参加した際にランチョンセミナーとして漫画「胚培養士ミズイロ」に関する講演がありました。
現在、不妊治療の現実を知らない方も多い中で、かなり繊細に書かれている漫画の連載が開始とあって、筆者もかなり興味がありますね。
筆者自身が不妊治療経験者ですが、この漫画を読んで当事者だからこそ複雑な感情になったのも事実。
この記事では、「胚培養士ミズイロ」のストーリーを調査しました。
※ネタバレを含みますので、この記事に興味のある方だけオススメします。
Contents
胚培養士ミズイロはどんな漫画?
『胚培養士ミズイロ』は、医療現場の中心にいる主人公・水色遥香が、不妊治療の現場で奮闘する姿を描いた漫画です。
遥香は、卵子や精子といった人間の生命の始まりである胚を扱う胚培養士として働き、患者の希望を背負って日々業務に取り組んでいます。
医学や科学に関する専門用語や理論が満載で、医療ドラマ好きな人にはおすすめの作品です。
また、不妊治療に関する社会問題も描かれており、深いテーマを扱った作品となっています。
胚培養士ミズイロの著者はおかざき真里先生
彼女の代表作としては、以下のようなものがあります。
- ◆『サプリ』:広告代理店で働く主人公・藤井ミナミの恋愛と成長を描いた作品です。2006年に月9でドラマ化されました。
- ◆『&(アンド)』:医療事務員とネイルサロンのダブルワークをこなす主人公・青木薫の仕事と恋愛の話です。
- ◆『阿・吽』:最澄と空海という2人の天才の生き様を描いた歴史物語です。
他にも、『渋谷区円山町』『かしましめし』『ずっと独身でいるつもり?』など、さまざまなテーマや作風の漫画があります。
おかざき真里さんの漫画は、意外な展開や名言が散りばめられていて、読んでいて飽きません。
興味があれば、ぜひチェックしてみてください♫
この作品が始まるきっかけは、小学館の編集担当者さんから「胚培養士という職業をご存じですか」と提案されたことでした。
おかざきさんは、妊娠や出産を経験して初めて、不妊治療をしている方がたくさんいることを知り、「ひとごとではない」と思い、興味を持ったと話されています。
おかざきさんは、「漫画が大好きってわけじゃないけど、何となく読んでいる」という方もいると思うので、とにかく読みやすく描くことを心掛けているようです。
胚培養士ミズイロはどこで読める?
胚培養士ミズイロは、2022年10月から「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載しています。
現在は、第2巻まで発売されています。
その他、一覧をまとめました。
◆小学館
◆Amazon
◆eBOOKJAPAN
◆BOOKWALKER
◆楽天
胚培養士ミズイロの口コミは?
胚培養士ミズイロをよんだ読者の口コミをまとめました。
•日の目を浴びないながらも超一流の働きをしている方にスポットを当てた作品です。
そして岡崎先生の描写、ストーリー展開はさすがとしか。不妊治療経験者なら思わず涙してしまうのではないでしょうか。
プロが描くプロの作品だなと思いました。
•連載開始の段階から気になっていたので、単行本化して嬉しいです。おかざき真里さんらしい表現で、あまり漫画で描かれない胚培養士の話が読めて面白かったです。
コウノドリと合わせて、男女関係なく読んでほしい作品です。
不妊治療はゴールの見えないフルマラソンのようです。
いつまで平気な顔して不妊治療を隠しながら生活するんだろう。と思い悩んだ時期もありました。
そういった体験を思い出させてくれるほど、リアルに描かれた漫画です。
胚培養士ミズイロまとめ
おかざき真里さんの柔らかな絵と、不妊治療に臨む夫婦のリアルを描いた胚培養士ミズイロ。
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